東京農業大学の期待の新人エースとして、注目されている前田和摩選手。
14年ぶりの全日本大学駅伝大会に出場し、10年ぶりの箱根駅伝大会の切符をつかむなど、立役者となっています。
そんな、前田和摩選手が数ある強豪校ではなく、東農大を選んだ理由について気になりました!
あわせて、凄すぎる陸上の経歴についても調べました。
それではいってみまょう!
前田和摩はなぜ東農大に進学した?理由3選
前田和摩選手は、報徳学園高等学校から東京農業大学へ進学しました。
その決め手となったのは、東農大の村上知春コーチからスカウトされたことがきっかけだったそうです!
その他にも理由を、取材で答えていたので詳しく紹介します。
理由①:監督やコーチの人柄の良さ
前田和摩選手はが東農大に進学した理由の1つ目が、監督やコーチの人柄の良さです。
進学先に東農大を選んだのは、「いろいろ理由はある」と言いつつも「特に大きいのは監督やコーチの人柄の良さです」という。
引用元:4years
前田和摩さんは、報徳高校の1年生の頃は、5000m15分34秒で陸上界では無名の選手だったそうです。
そんな中での1年生の頃からと東農大の村上知春コーチから声を掛けてもらっていました。
ちなみに高校1年生のトップ選手は、5000m13分代です。
この事がきっかけで、自分のことを本当に思ってくれていると感じたのですね!
高校2年生で駅伝大会で区間賞や高校3年生のインターハイでトップの成績を収めています。
進学を決める時期には、他大学からも声かけがあったと思います。
早い段階で、東農大の監督・コーチとの信頼関係が築いていたのですね♪
どこよりも先に前田和摩選手に注目していた、東農大の村上知春コーチも素晴らしいと思いました。
理由②:自分に合う環境だと思ったから
前田和摩選手はが東農大に進学した理由の2つ目が、自分に合う環境だと思ったからです。
東農大に進学したのは、「じっくり練習するタイプ」と自信に合うと思ったからだ。
引用元:読売新聞オンライン
前田和摩選手は、高校時代にハードな練習から疲労骨折したことがあり、無理せずにケガなく練習を続けるほうが自分に合う練習法だとおもったそうです。
東農大の小指徹監督も、「将来がある子。ハードな練習はあまりやらせていない」とし、練習方法に対する考えが一致していました。
自分のタイプをしっかりと分析し、それを理解してくれる環境があったからこそ、大学駅伝でも好成績を収めているのですね!
理由③:将来を考えてくれているから
前田和摩選手はが東農大に進学した理由の3つ目が、自分の将来を考えてくれているからだそうです。
「僕の将来のことをしっかりと考えてくれていました。箱根は憧れの舞台の一つですが、最終的な目標はオリンピックマラソン日本代表として世界と戦い、入賞すること。
引用元:Number Web
前田和摩選手は、将来オリンピック出場も目指しているそうで、その夢に対してもしっかり考えてくれている東農大の監督やコーチに惹かれたのですね。
前田和摩の東農大の監督とコーチを紹介
前田和摩選手を射止めた、東農大の小指徹監督と村上知春コーチ、吉田蒼暉コーチを紹介します。
東農大監督:小指徹
東京農業大学の陸上競技部監督は、小指徹(こざすとおる)監督です。
1964年生まれで、現在59歳(2023年11月現在)です。
東京農業大学出身で、なんと在学中に4年連続箱根駅伝に出場しています!
大学卒業後は、ダイエーの陸上部に所属していました。
引退後は、SUBARU陸上競技部の監督を務め、その後東京農業大学の陸上競技部監督に就任しています。
小指監督も前田和摩選手と同じ、東農大出身だったのですね!
東農大の練習方針がしっかりと受け継がれているからこそ、2023年現在も箱根駅伝出場という切符を手に入れたと思います。
東農大コーチ:村上和春
東京農業大学の陸上競技部コーチの1人目は、村上 和春(むらかみ かずはる)コーチです。
1983年生まれで、現在41歳(2023年11月現在)です。
駒澤大学出身で、3度箱根駅伝に出場し、2度の優勝に貢献しています。
大学卒業後は、富士通の陸上競技部で所属し、活躍しました。
引退後は、ルートインホテルズの女子陸上競技部のコーチを務め、その後は東京農業大学の陸上競技部コーチに就任しています。
東農大コーチ:吉田蒼暉
東京農業大学の陸上競技部コーチ2人目は、吉田蒼暉(よした そうき)コーチです。
1997年生まれで、現在27歳(2023年)とまだお若いですね!
東農大出身で、2度の箱根駅伝に出場しています。
大学卒業後は、NTT東京の陸上競技部で活躍していました。
学生と年齢が近い分、適格なアドバイスが出来そうですね!
前田和摩のプロフィール
・名前:前田 和摩(まえだ かずま)
・生年月日:2005年1月16日
・身長/体重:177cm/55kg
・出身地:兵庫県
・出身校:西宮市立深津中学校→兵庫県立報徳学園高等学校
・在学大学:東京農業大学食料環境経済学科
前田和摩選手は、実は中学ではサッカー部に所属していそうです。
長距離も速かったことから、陸上部に混じって駅伝大会に出場していました。
この頃から長距離の実力があったのですね!
まとめ
ここまで、前田和摩選手がなぜ東農大に進学したのかについてみてきました。
信頼できる監督やコーチと出会えたことがきっかけだそうで、心温まるエピソードでした。
東農大の期待の新人エースの前田和摩選手。
箱根駅伝でも好成績を期待しましましょう!